ソチオリンピック

ken-z

2014年02月08日 13:00

こんにちは♪

大雪が降っております・・・かなりワクワクしております。

と同時に

いよいよ冬季五輪が開幕、ワクワクしているKen-zです。





今日はキャンプに全く関係のないお話です。

普段とは違い、真面目な記事です。
いつも面白おかしく読んでくださっている皆様、
今回は面白くもなんともないのでスルーした方がいいと思います。

ウダウダと長文でございます。しかも、かなり長いっす・・・
もちろん、画像なんてもんはございません。


それでも読んでやるか!という方、こちらよりお進み下さい。

時間を返せ!!というクレームはくれぐれもないようお願いしますm(_ _)m



改めまして、こんにちは。

一体、普段見てくださる方の何割がここまでたどり着いてくださったんでしょう。

先ずは

皆様の大切なお時間をくだらない内容の記事に割いてくださったことに感謝致します。

どうもありがとうございますm(_ _)m


冒頭にありますように今回はマジな記事ですが、1点だけお願いがゴザイマス。

この記事を読んだからと言って、ワタクシの見方を変えることだけはしないでください。
(ってそれだけ真面目な記事ですよ!!ってことです。)

ワタクシは決して真面目人間ではゴザイマセンので勘違いしないでくださいね。


では・・・



いきなりですが!










皆さんが青春をかけたモノって何ですか??





今も青春真っ只中です!という方ももちろんいらっしゃると思います。
そういうワタクシも青春真っ只中でございます。


そう、キャンプに夢中でございます。


でも、キャンプな青春をする前にず~~~~っと青春をかけていたことがあります。

自分の過去をさらけ出すようなことは色々なリスクがあったりします。
でも、現実を知ってほしいなと思い書くことにしました。


というのも、ワタクシ・・・





スノーボード






というスポーツに命を懸けていた時期がございます。

これ、大袈裟な表現でもなんでもありません。
マジなやつです。
本気でTOPを目指した時期があったということです。
その道でご飯を食べていきたいと思っていたってこと。

スノーボードをするために、半年間はほぼ休まずアルバイト。
冬の期間(約6か月)は雪山で家を借り、ひたすらスノーボードをする日々。

まさに夢を追い続ける日々、青春の日々でしたね。

今回のオリンピックから正式種目になった


スロープスタイル


こういうスタイリッシュで派手な滑りを目指してました、ワタクシ。

派手で一見メジャースポーツのようなスノーボード。
しかしながらその世界はものすごくシビアです。

プロになるためには大会に参戦し、上位に入賞し、年間ランキングで
指定されている順位以内に入ることが必要です。

しかし、プロになったからと言ってごはんが食べていけるわけではありません。

大会に出場し、賞金を稼いだり、ビデオ出演したり、イベントに出演したりして
収入を得たりします。

でも、そのほとんどが大会への出場費用や、移動費、ギア代等で消えてしまいます。

たとえスポンサーがついたとしても、スポンサーが支払ってくれる費用は微々たるもの。
なぜならスポーツしてはまだまだマイナーだから!

だから、みな海外へ行きます。

アメリカ、カナダあたりではメジャースポーツ、そして人気スポーツです。

みなさん、聞いたことあるでしょう、スノーボード界並びにスケートボード界のカリスマ


ショーン・ホワイト


という名前を!!

彼はおそらく世界でNo.1のスノーボーダーだと思います。

年収は数億円と言われています。
ソチオリンピックではハーフパイプで3連覇がかかっています。

むこうではKid's達が憧れる選手です。

それぐらいメジャースポーツです。


それに比べて日本は・・・

ウィンタースポーツの代名詞的な存在のスキー、スノーボードですが、
では誰もが知っている有名な日本人選手はいますか??

まずいないでしょうね・・・

スポーツとしてはマイナー、趣味としてはメジャー

といったほうが正しいのかもしれません。
(現に、フィギュアスケートの選手は有名、名前と顔が一致することでしょう。)


そんな中、今回のオリンピックに選ばれた代表選手は皆若い選手ばかり。
特に今回のオリンピック代表は10代の選手が多いです。

しかも、メダルが期待される選手が居ます。

世界の大会で優勝した実績があるため、メディアも必要以上にかきたてます。

僕はそこに常々疑問を感じております。



ヒノマルを背負って・・・




とても立派な、名誉あることだと思います。
でも、10代の彼等にとって、果たして名誉なことなんでしょうか??


周囲の過度な期待と金メダル獲得へのプレッシャー・・・
楽しくスノーボードできるのかな??



オリンピックのメダル獲得での賞金はご存知ですか?
金メダル300万、銀メダル200万、銅メダル100万ですね。
通常、これにプラスして企業側からや各種目の協会から報奨金が出ます。

しかし、冬季オリンピックの種目に契約している企業というのは
ほとんどが地方の小さな企業(失礼な言い方で申し訳ありません)
そうなると報奨金はほとんどでないでしょう。


彼等が金メダルを獲りたい!!


と思っているのであればきっとお金の面ではないと思います。
もちろん、名誉なんてものは彼らは必要ないと思っています。

きっと彼らが一番欲しいもの



スノーボードをもっとメジャーなスポーツへ



だと思います。

以前、オリンピックハーフパイプ日本代表に選ばれた選手で
騒動を起こした子いましたね・・・そう、彼も当時10代でした。

本当はとてもイイ子なんです。
(彼と一緒に仕事したことあります)

でも、10代で一番盛んな頃に代表に選ばれ、期待をあおられ・・・
そんなプレッシャーに皆さん、耐えられますか??

確かに、腰パンはふさわしくなかったですし、謝罪会見の態度も・・・

皆さんがお怒りの理由もわかります。
皆さんの働いて収めた税金から彼らの合宿費や生活費などが
賄われていますから。


オマケに日本の代表として行くのだから、お怒りなのはごもっともです。



では、



10代であなたはそんな場面に出くわしたことありますか??




ワタクシが言いたいのはそういうことです。
彼らは相当な努力をして、日本のプレイヤーのTOPになったわけです。
その努力は相当なものだと思います、しかも10代で!
どの世界でも同じだと思いますが、努力せずにTOPになることなんてないっす。

一生懸命努力して、自分と戦いながらTOPを掴んだと思います。



10代の頃、皆さんは日本の代表になったとしたらどうでしょう??
まだ右も左も分からない若者です。



そこはコーチがしっかりと教えるべきなのでは??

大人な皆さんには、10代の血気盛んな男の子の行動を
大きな心で見守ってあげてほしいなと。

スノーボードというのはアンダーグラウンドなスポーツなので
すこしばかり尖った子が多いのは事実です。

少年のままなんです。カッコつけたいんです、きっと・・・
(ワタクシもそうでしたから・・・)



今回の代表選手はそういった意味ではとても落ち着いております。

まだまだ未成年です。

でも、スノーボードがめっちゃ上手いです。

メダルの期待、もちろんかかっております。その力あると思います。

が、

過度な期待やプレッシャーにはきっと弱いはずです。

楽しく滑る環境を作ってあげるのがワタクシ達大人の使命だと思います。

この記事を読んで、少しでもスノーボードのこと、スノーボーダーのことを
ご理解いただければと思うと同時に、よりメジャーなスポーツになることを
心から望んでおります。

若者の遊びの延長線上のスポーツ

ではなく、そこに本気で取り組む若者の姿をぜひ其の目に焼き付けて
いただければと思います。

今日の14:30~TBS系列で男子スロープスタイル準決勝が行われます。

角野友基くん(17歳)が出場します。



メダルの期待がかかっていますが、温かく見守ってくださればと思います。

と同時に、

難コースと呼ばれるコース

に挑む若きサムライにたくさんのエールを送っていただければ幸いです。



また、11日(火)にはハーフパイプ男子予選がスタートします。

4選手のうち3選手が10代の選手です。
小さな身体で大きな壁に突っ込んでいく、其の姿を応援していただければ
この上なく嬉しく思う次第でゴザイマス。



こんな人気のないBLOGから発信したところで、何も変わらないのは
わかっていますが、1人でもスノーボードに関する想いが変わってくれているなら
それでいいかなと思っています。


ダラダラとくだらない長文にお付き合いくださりどうも




ありがとうございました!!





Peace



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